植物園には、目立たないけれどしっかりと咲いている
小さな花々も大切に育てられています。
これは、オクエゾサイシンという植物で
花は葉の下にひっそりと咲いていて面白いですね。
これは、エンレイソウです。
この花は、花弁が無くて地味ですが、
花が咲くまでに何年も(7年くらい?)かかるので
それを思うととてもいじらしく感じられます。
これは、コジマエンレイソウです。
葉や、ガクは3枚でエンレイソウと同じですが、
かわいいきれいな花弁がありますね。
北大の校章はオオバナノエンレイソウと言われています。
これは、エンレイソウの中でもひときわ目立つ
白い大きな花弁を持っていますね。
植物園には、エンレイソウがとてもたくさん咲いています。
オオウバユリとキバナノアマナですね。
オオウバユリも、開花までに長い年月(8年ほど)かかるのですが、
エンレイソウと違って、一度花が咲くと
その後は実をつけて枯れてしまそうです。
何年も頑張って花を咲かせる辛抱強い植物たちは
北海道の大地に生きる人間にも勇気を与えてくれるようです。
植物園にはたくさん芽が出ていたので
夏にはきれいな花が咲くことでしょう。